2005/05/18

sloughs of underground

地下骸の魂

「わたしは産まれなかったのですか?」
それは奇妙な訪問者から始まった。
ある雑居ビルに探偵事務所だった空き部屋があった。そこへ住み着いた浮浪者のもとに、失踪人調査の依頼者が現れる。差し出された写真に写っていたのは浮浪者にそっくりな男だった。男は失われた過去を追って地下骸へ向かうが. . .




※これはフィクションです。実在の人物団体場所とは一切関係ありません。